保育士試験実技で造形の過去問と対策【2020】
保育士試験の実技試験は音楽・言語・造形の3種類で、その中から2種類を選んで受験します。
※前提として実技試験は筆記試験の合格者のみが受けることができます。
実技試験を合格すれば晴れて保育士資格が取得できます。
それぞれの合格点は50点満点中30点以上が合格ライン。
実技はよほどの失敗をしないかぎり、受かるとも言われていますが対策は必須です。
3つのうちどれを選ぶかか合否の分かれ目ですね。
造形を選ぼうかな?と思っている人向けにここでは保育士試験、造形の過去問を振り返ってご紹介します。
そして過去問から傾向を読み取ってどのように対策をしたら良いかの対策も追記しています。
保育士試験造形の過去問
試験日 | 課題テーマ | 指定人数 | 表現の条件 |
平成31年前期 | 花や野菜のお世話 | 5才児3名以上保育士1名以上 | 季節や園庭の様子 |
平成31年後期 | 動物をテーマに粘土遊び | 4才児3名以上保育士1名以上 | 保育室内 |
平成30年前期 | お誕生会 | 1才児と5才児と保育士各1名以上 | 保育室内でのお祝いの様子(飾りつけされた) |
平成30年後期 | 折り紙の紙飛行機を飛ばしている | 5才児3名以上保育士1名以上 | 保育所のホール |
平成29年前期 | 給食の時間 | 5才児3名以上保育士1名以上 | 給食時間の保育室 |
平成29年後期 | 落ち葉遊び。集めた落ち葉で楽しく遊ぶ | 5才児2名以上保育士1名以上 | 園庭もしくは保育室 |
平成28年前期 | 水たまり遊び | 子ども3名以上保育士1名以上 | 雨上がりの園庭 |
平成28年後期 | おゆうぎ会・3人の子どもが輪になっている様子 | 4才児3名以上保育士1名以上 | 保育室・オルガン演奏 |
平成27年前期 | 昔遊びお年寄りからお手玉やあやとりを教えてもらっている | 4才児2名以上保育士1名以上お年寄り1名以上 | 保育室 |
細かく傾向を見ていきましょう
子どもの年齢
子どもの年齢は4.5才児が多いです。
園児が小さすぎると表情も見えないので、出来るだ大きめに描きましょう。
保育士はほぼ毎回描く指示があるので練習を重点的に。
過去には例外的にお年寄りと動物園へ行く課題もあったようです。
場所や場面
保育室の課題が1番多いです。
保育室、園庭の背景はよく練習しておきましょう。
描くのは日常のワンシーン
過去問の70%が日常のワンシーンの課題です。
毎年課題が違うので、対策がしにくいところではありますが、ポイントは「わかりやすさ」です。
特長をとらえて大きめに描けば、わかりやすくなります。
「楽しそう」というキーワード
「事例」ではほぼ毎回「楽しい」という表現が含まれています。
楽しさが伝わるような絵を描くことを心掛けましょう。
過去10年では、同じような「お題」は出題されていません。
過去問の練習はほどほどに様々なシーンを想像して描けるようにしておきましょう。
「上手な絵」よりも重要なのは、問題内容にきちんと沿っていて明るい色遣いではっきりわかりやすく描くことの方が大事です。
色鉛筆は20色以上のものを持参し、色彩豊かに書きましょう!
頑張ってくださいね!