「仕事を辞めたい」でも上司や家族に言い出すのが怖い!
そんな気持ち、とてもよくわかります。
しかし、いつまでも言い出せなければ今の会社に居続けることになってしまいますよね。
仕事を辞めたいのに言えずに年齢だけ重ねてしまうと、正社員でもパートでもどんどん次の仕事を探すことが難しくなってしまいます。
次の職場での「出会い」や「仕事に慣れるまでの時間」「UPするであろう報酬」「自由になる心」そういったものは「現在の退職を言い出せない状況」のままでは、いつまでも手にいれる事ができません。
とっても損をしていると思いませんか?
この記事ではこんな内容をお伝えします
- 仕事を辞めたいのに言えない原因
- 辞める時の上手な伝え方
- 辞める前の転職先の探し方
さらに最近話題の「退職代行サービス」を利用して、簡単に辞められる方法もご紹介します。
この記事を読み終えると、退職を切り出す勇気が出て人生の次のステージへ一歩を踏み出すことができるでしょう。
仕事を辞めたいのに怖くて伝えられない原因は?
「仕事を辞めたい」毎日、毎晩そう思っているのに言い出せない。
その原因はこんなところにあるのではないですか?
- 上司に言ったらキレられそうで怖い
- 親に怒られそうで怖い
- いじめがエスカレートしそうで怖い
- 職場で迷惑をかけるのが怖い
「仕事を辞めたい」と思う理由のほとんどは、人間関係の悩みです。
会社辞めたいのは、
業務そのものよりも社内の人間関係がほんまに無理なのが理由やわ。— 元証券マン転職しました (@himotenageki) November 16, 2019
会社やめたいなぁ。人間関係とか考えるのに疲れを感じているんだけど。 ま、今後ずっと慣れ親しんでないプロジェクトを転々としていくわけだし、今後も協力会社としてちっとも歓迎されてないムードで一生を終えるんだろうなぁ。
— 椎名 (@shiina417ringo) August 2, 2012
上司に言ったらキレられそうで怖い
パワハラ上司、仕事を押し付けてくる上司など、職場の上司に悩む人は少なくありません。
たとえどんなに自分が頑張ったとしても、上司の人間性を変えることはできません。
「上司が怖い」そう思うならなおさら、自分の精神的な負担を考えるといつまでも上司の事で悩み続けるよりも、新しい環境で頑張ることをおすすめします。
親に怒られそうで怖い
仕事辞めるのに親の承諾は必要ありません。
次の仕事を見つけ、きちんと勤務している状態で転職した事実を事後報告すればいいと思います。
事情を話せば親はきっと「辞めてよかったね」と言ってくれます。
いじめがエスカレートしそうで怖い
いじめがある様なブラックな職場で働くと、自分の感覚がだんだんマヒしてブラックな職場が「普通」に思えてしまう事も。
でも、いじめがある様な職場ははっきり言って「異常」です。
あまり長くいると身体や心を壊してしまうかもしれません。
特に心は1度病むとなかなか治りにくいので、すぐに距離を置くために休むか、辞める事をおすすめします。
冷静に考えて辞めた後、今の会社の人と交流があると思いますか?
あったとしても、年賀状くらいではないでしょうか。
ないと思うならば、それはもうあなたの人生に関係ない人たちです。
どう思われようが、あなたに損はありません。
職場で迷惑をかけるのが怖い
知恵袋にもこんな悩みがつづられていました。
「辞めたいと申し出ようとした矢先に、先輩の一人が親の介護に専念したいと辞めてしまいました・・」
「もし私が辞めたら、先輩方がより出勤しなくてはならないのでは・・と思うと辞めたいと言い出せません」
人手不足な職場では、なかなか辞めると言い出しにくいですよね。
特に周りに気を配ることができる優しい人は、自分が辞めた後に困る人たちの事を考えてしまいがち。
しかし、はっきり言うと人手不足の全責任は管理者にあります。
人手不足なのは経営者が考えればいい事で、あなたの責任ではありません。
人手不足だからと引き止められても、「新しい人を入れてください」といいましょう。
怖い上司や同僚に仕事を辞めたい事を上手に伝える方法
退職するにあたって、まず以下の事を考えましょう。
- 納得がいく退職理由
- 就業規則を確認し何日前に退職届を出すべきか考える
納得がいく退職理由を考える
曖昧な退職理由を述べると、引き止められる可能性があるので、誰が聞いても納得のいく退職理由を考えましょう。
ちなみに、よく建前で使われている退職理由は「家庭の事情」「仕事内容」「体調」で、特に「家庭の事情」は細かく突っ込みにくいので建前としてよく使われる様です。
ちなみに、退職理由は絶対に話さなければならないわけではありませんよ。
どうしても理由が見つけられないときは「一身上の都合により」というシンプルな理由でも構わないのです。
就業規則を確認する
法律では退職の意志を雇用主に伝えるのは「2週間前でよい」とされています。
実際は1~2か月前と就業規則で規定されている会社が多いです。
ただ就業規則には法的規定はなく、体調不良やその他特別な場合は2週間前に申し出れば労働者にはやめる権利があります。
つまり就業規則より「2週間前に退職の意志を伝えれば辞められる」という法律の方が優先されます。
もし退職の意志を申し出ても引き止めにあったり、無かったことにされたりした場合は労働基準監督署へ相談してください。
後に紹介する「退職代行サービス」を利用するのも良いでしょう。
聞かれる事を予測して答えを決めておきましょう
引き止めに合わないためにも、退職を申し出た際に聞かれる事を予測してさっと答えられるようにしておきましょう。
■よく聞かれる内容はこちら
- なぜ辞めるのか?
- 辞めてから何をしたいの?
- 次の仕事は決まっているの?
- いつ頃辞めたいのか?
- 考え直すつもりはないの?
退職の流れ
■一般的な退職の流れはこちら
- 退職日を決める
- 直属の上司に辞めることを伝える
- 退職願いを出す
- 仕事を引き継ぐ
- 退職願いの申請が通ったら、正式に退職届を出す
退職の意志を伝える時は電話やメールですまさず、可能な限り直接伝えることと、退職の意思をはっきり示すことがポイントです。
退職の手続きは、退職前に会社で行う手続きや、退職後に行う健康保険や年金の切り替え手続きまで、さまざまなものがあります。
忘れずに手続きしましょう。
辞める前の転職先の探し方
今の会社を辞めるのはリスクがありますよね。
収入がなくなったり、キャリアが途絶えるからです。
また、会社を辞めると保険や年金などの手続きをすべて自分で行わなければいけません。
ですので、会社を辞める前に次の就職先を見つけておくことは人生のリスクを抑える事になります。
とはいえ、今の職場に在職中に転職活動を始め、転職先を決めるのは容易ではありません。
なぜなら仕事と転職活動を同時進行しなければならず、とても多忙になる恐れがあるためです。
転職活動にはそれになりの時間と手間がかかります。
いまの会社を辞めるリスクを考えて転職先を選んでおきましょう。
仕事をもちながらの転職活動には「転職エージェント」の活用がおすすめ!
転職エージェントを活用すれば今の会社で働きながら、効率的に仕事を探すことができます。
転職エージェントは、仕事を探している人の代わりに転職に関する面倒な手続きをすべて代行してくれる無料のサービスです。
■転職エージェントのサービス内容にはこんなものがあります
- キャリア相談
- 面接対策や履歴書添削
- 希望や適性に合った企業の紹介
- 会員限定の優良非公開求人を紹介
- 面接などの日程を調整
- 給与や待遇などの条件交渉を代行
転職エージェントは、転職活動を行う上で心強い味方になってくれます。
しかも無料のサービスなのでぜひ活用しましょう。
ポイントはエージェントを2、3社選んで登録することです。
いくつかのエージェントが紹介してくれた中で、一番良い条件を提示してくれて自分に合っていると思える企業を選びましょう。
https://kikikiki.xsrv.jp/resolve/taisyoku-timing/
退職代行サービスを利用する
「早く辞めないと無駄な時間を過ごしてしまう」
「憂鬱で仕方ない」
そう思いながらもどうしても言い出せない方には、「退職代行サービス」がおすすめです。
退職代行サービスは、自分の代わりに退職の意志を会社に伝えるサービスで、通常は翌日から出勤せずに退職出来ます。
料金は大体3~5万円です。
もし退職の意志を伝えて辞めるまでの2週間、有給の消化を使うならば、この料金の元は取れるかなと思います。
退職代行サービスを選ぶ際のポイントは、会社と交渉する事ができる業者を選ぶ事です。
弁護士監修や労働組合監修でないと、もめた時に会社と交渉することができませんので注意が必要です。
交渉する事ができるおすすめの退職代行サービスはこちら
■【退職代行ガーディアン】|交渉可能!労働組合が行っている退職代行サービス
■退職代行サラバ(SARABA)|返金保障付・24時間対応・会社との交渉可能
■退職代行サービスのNEXT|弁護士サポートの退職代行サービス
まとめ
退職の意志を伝えるのは怖いし、みんなにどう思われるかも気になりますよね。
しかし、早く辞めないと無駄な時間を過ごしてしまいます。
嫌な上司や先輩方にあなたの人生を決めてもらうなら、今の会社に残ってください。
でも、自分の人生を自分で歩きたいなら勇気を出して辞めましょう。
今の会社で何十年も働く自信がないなら、やりたい仕事を見つけていく方が良いです。
長い目で人生を考えてみてはと思います。